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DAPRed – Autophagy Detection
DAPRed – Autophagy Detection
- 細胞増殖/細胞毒性測定用試薬
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- 細胞機能解析
- オートファジー
オートファジー(オートファゴソーム)の検出試薬
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製品コードD677 DAPRed – Autophagy Detection
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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5 nmol | ¥39,800 | 340-09551 |
DAPRedの最適濃度の検討については、
よくある質問の「DAPRedの最適濃度の検討方法を教えてください」
をご覧ください。
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マニュアル
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取扱説明書 日本語
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Manual English
技術情報
原理
オートファゴソーム膜が形成される際に、DAPRedは膜内に取り込まれ、脂溶性環境下に応答し蛍光が増大します。なお、オートファジーマーカーのLC3 を指標とした検出法とも高い相関性が得られています。
技術や使用製品に関する補足
グルタミン代謝とオートファジー
グルタミナーゼの安定化を介してオートファジーとグルタミノリシスを促進するタンパク質に関する報告例を紹介!
その他、疾患と細胞内代謝指標との関連性をマップでわかりやすく紹介しています。
参考文献
文献No. | 対象サンプル | 装置 | 引用(リンク) |
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1) | 細胞 (HUVEC) |
蛍光顕微鏡 | X. Chen, X. Yan, J. Liu and L. Zhang, " Chaiqi decoction ameliorates vascular endothelial injury in metabolic syndrome by upregulating autophagy.", Am. J. Transl. Res., 2020,12(9), 4902. |
2) | 細胞 (HeLa) |
蛍光顕微鏡 | H. Fang , S. Geng, M. Hao, Q. Chen, M. Liu, C. Liu, Z. Tian, C. Wang, T. Takebe, J-L Guan, Y. Chen, Z. Guo, W. He and J. Diao, "Simultaneous Zn2+ tracking in multiple organelles using super-resolution morphology-correlated organelle identification in living cells ", Nat Commun, 2021, 12(1), 109. 10.1016/j.envpol.2019.07.105. |
3) | 細胞 (HCT116; HCT8) |
蛍光顕微鏡 | H. Sun, R. Wang, Y. Liu, H. Mei and X. Liu , "USP11 induce resistance to 5-Fluorouracil in Colorectal Cancer through activating autophagy by stabilizing VCP", J Cancer , 2021, 12(8), 2317. |
4) | 細胞 (MEF) |
蛍光顕微鏡 | M. Yagi, T. Toshima, R. Amamoto, Y. Do, H. Hirai, D. Setoyama, D. Kang and T. Uchiumi, "Mitochondrial translation deficiency impairs NAD+-mediated lysosomal acidification", EMBO J, 2021, doi:10.15252/embj.2020105268. |
5) | 細胞 (SH-SY5Y) |
蛍光顕微鏡 | Chang-ki Oh, Nima Dolatabadi, Piotr Cieplak, Maria T. Diaz-Meco, Jorge Moscat, John P. Nolan, Tomohiro Nakamura and Stuart A. Lipton, "S-Nitrosylation of p62 Inhibits Autophagic Flux to Promote α-Synuclein Secretion and Spread in Parkinson’s Disease and Lewy Body Dementia", J. Neurosci., 2022, doi:10.1523/JNEUROSCI.1508-21.2022. |
よくある質問
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Q
DMSO stock solutionは、どのくらい安定ですか?
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A
調製後は、-20℃、遮光下で保存してください。調製後1ヶ月間安定です。
また、使用量に応じて小分けし保存することをお勧めします。
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Q
Working solutionは、どのくらい安定ですか?
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A
Working solutionの保存はできません。用時調製してください。
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Q
推奨の励起・蛍光フィルターを教えてください。
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A
推奨フィルターは下記の通りです。
励起フィルター:500~560 nm
蛍光フィルター:690~750 nm
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Q
DAPRedの最適濃度の検討方法を教えてください。
-
A
試薬の特性により、試薬の濃度が高すぎたり低すぎたりすると、オートファジー誘導時と誘導していないコントロールとの差が判りにくい場合があります。
下記の情報を参考に試薬濃度の検討することをお勧めします。細胞種毎でDAPRedの最適濃度が異なります。
DAPRedを薄い濃度から(目安0.05 μmol/l)から数点段階的に振ってご検討ください(濃い濃度は0.4 μmol/lを目安としてください)。(参考)
小社では、HeLa, HepG2、CHO細胞にて、DAPRedの最適濃度の検討を行いました。
DAPRedを下記濃度で染色し、アミノ酸不含培地にて培養し、オートファジーを誘導しました。
その結果、下記の赤字の濃度条件ではコントロールとの差が見られました。細胞種 検討濃度 HeLa 0.4 µmol/l 0.2 µmol/l 0.1 µmol/l 0.05 µmol/l HepG2 0.4 µmol/l 0.2 µmol/l 0.1 µmol/l 0.05 µmol/l CHO 0.4 µmol/l 0.2 µmol/l 0.1 µmol/l 0.05 µmol/l
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Q
オートファジーにはどのような経路があり、 DAPRedはどの状態を検出するのですか?
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A
オートファジーには、Atg5依存的オートファジー(LC3が変化する)とLC3の変化を伴わない、Atg5非依存的オートファジーがあることが知られております*。
DAPRedはオートファゴソーム膜に取り込まれ疎水環境下で蛍光を発し、オートファゴソームの状態を検出します。
*参考資料 : 新たなオートファジー機構の発見 清水重臣
▶初めて検出する細胞種や実験系の場合は、よくある問い合わせ【 DAPRedの最適濃度の検討手順】をご参照ください。
取扱条件
性状: | 本品は赤褐色固体でメタノール及びジメチルスルホキシドに溶ける。 |
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純度(HPLC): | 93.0% 以上 |
保存条件: 冷蔵,遮光 |
関連製品
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