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–Cellstain®– DAPI solution
–Cellstain®– DAPI solution
- 分子生物学関連試薬
- 細胞染色用色素
死細胞染色色素
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製品コードD523 –Cellstain®– DAPI solution
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CAS番号28718-90-3(DAPI)
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化学名4′,6-Diamidino-2-phenylindole, dihydrochloride, solution
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分子式・分子量C16H17Cl2N5=350.25
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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1 ml | ¥6,600 | 340-07971 |
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マニュアル
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プロトコル 細胞を染色したい
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パンフレット 細胞増殖測定 細胞染色プロトコル
参考文献
参考文献
1) W. Schnedl, A. V. Mikelsaar, M. Breitenbach and O. Dann, "DIPI and DAPI: Fluorescence Banding with Only Negligible Fading", Hum. Genet., 1977, 36, 167.
2) I. W. Taylor and B. K. Milthorpe, "An Evaluation of DNA Fluochromes, Staining Techniques, and Analysis for Flow Cytometry. I. Unperturebed Cellpopulations", J. Histochem. Cytochem., 1980, 28(11), 1224.
3) F. Otto and K. G. Tsou, "A Comparative Study of DAPI, DIPI, and Hoechst 33258 and 33342 as Chromosomal DNA Stains", Stain Technol., 1985, 60, 7.
4) N. Poulin, A. Harrison and B. Palcic, "Quantitative Precision of an Automated Image Cytometric System for the Measurement of DNA Content and Distribution in Cells Labeled with Fluorescent Nucleic Acid Stains", Cytometry, 1994, 16, 227.
5) M. Kawai, N. Yamaguchi and M. Nasu,"Rapid Enumeration of Physiologically Active Bacteria in Purified Water Used in the Pharmaceutical Manufacturing Process", J. Appl. Microbiol., 1999, 86 (3), 496.
6) Y. Saito, T. Chikenji, T. Matsumura, M. Nakano and M. Fujimiya, "Exercise enhances skeletal muscle regeneration by promoting senescence in fibro-adipogenic progenitors", Nat. Commun., 2020, doi:10.1038/s41467-020-14734-x.
よくある質問
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Q
核染色剤に使用される色素の特徴、違いは何でしょうか?
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Aここで紹介している色素は核酸との相互作用により蛍光を発するか、蛍光強度が強くなる特徴があります。
蛍光波長以外の違いとしては下記の点がございます。
【EB】
塩基特異性は無く、全DNA,RNAに結合します。
生細胞の膜透過性がなく、死細胞を染色します。【PI】
EBと同様に塩基特異性はありません。インターカレーションした時の蛍光強度が
EBより高いため、より広く使用される色素です。
生細胞の膜透過性がなく、死細胞を染色します。【DAPI】
2重鎖の副溝(minor groove)と結合します。アデニン-チミジンクラスターに高い結合性を持っています。
生細胞の膜透過性がなく、死細胞を染色します。【AO】
2重鎖にインターカレーションしたときと、単鎖のリン酸に結合した時では蛍光波長が異なることを
利用して、2重鎖と単鎖を区別して検出できます。
生細胞の細胞膜を透過します。【Hoechst33342、33258】
DNAのアデニン-チミジン部に特異的に結合します。
生細胞の細胞膜を透過し、生細胞のDNAを染色できる色素です。
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Q
細胞染色色素の励起と蛍光の波長を教えて下さい。
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A
*AOはフローサイトメトリーなどでは488 nm励起で観察されることもあります
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Q
DAPIを核染色に用いたいのですが、どのように使用すればよいのでしょうか?
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A下記のような使用報告例がございます。
【DAPI を用いた細胞染色の例】
固形腫瘍あるいはcluster を含むsample のDAPI 染色の例(参考文献3)1) 0.02 %トリプシン – EDTA 処理し、37 ℃で30 分間 incubate 後、
1,500 rpm で5分間遠心分離を行ない、上清をすてる。2) -20 ℃の50 % methanol (ethanol でも可)にて固定後、
1,500 rpm で5分間遠心分離を行ない、上清をすてる。3) -20 ℃の30 % methanol にて洗浄後、1,500 rpm で
5分間遠心分離を行ない、上清をすてる。4) 0.2 M リン酸緩衝液(pH 7.2)にて洗浄後、1,500 rpm で
5分間遠心分離を行ない、上清をすてる。5) RNase の0.2 M リン酸緩衝液(pH 7.2)溶液 (1 mg/ml ) を
細胞10^6 個あたり0.2 ml を加え、37 ℃にて30 分間 incubate する。6) 0.2 M リン酸緩衝液(pH 7.2)にて洗浄後、1,500 rpm で5分間遠心分離を行ない、上清をすてる。7) 1 μg/mL のDAPI 溶液10 mL 加え、4 ℃にて2時間遮光の上染色する。【DAPI を用いた細胞染色の例】Vollenweider らはリンフォカイン活性化キラ-(LAK)細胞の細胞増殖アッセイにおいて、
DAPI 染色を行ない、蛍光プレ-トリ-ダ-を用いて測定している(参考文献 2)。
その時の濃度はストック溶液で0.1 mg/mL の水溶液、使用濃度は1 μg/ml のメタノ-ル溶液を用い、
1 well 当たり 100μl 使用して蛍光染色している。【参考文献】
1) W. Schnedl, A.-V. Mikelsaar, M. Breitenbach, O. Dann, Hum. Genet., 36, 167 – 172 (1977).
2) I. Vollenweider, P. Groscurth, J. Immunol. Methods, 149, 133 (1992).
3) M. A. Hotz, J. Gong, F. Traganos, Z. Darzynkiwicz, Cytometry, 15, 234 – 244 (1994).
4) N. Poulin, A. Harrison, B. Palcic, Cytometry, 16, 227 – 235 (1994).
5) C. Souchier, M. French, M. Benchaib, R. Catallo, P. A. Bryon, Cytometry, 20, 203 – 209 (1995).
取扱条件
性状: | 本品は、微黄色~黄色液体である。 |
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含量: | 試験適合 |
保存条件: 冷蔵,遮光 |