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–Cellstain®– Hoechst 33342 solution
–Cellstain®– Hoechst 33342 solution
- 分子生物学関連試薬
- 細胞染色用色素
核染色用色素
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製品コードH342 –Cellstain®– Hoechst 33342 solution
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CAS番号23491-52-3(Hoechst 33342:free base)
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化学名2′-(4-Ethoxyphenyl)-5-(4-methyl-1-piperazinyl)-2,5′-bi-1H-benzimidazole, trihydrochloride, solution
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分子式・分子量C27H31Cl3N6O=561.93
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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1 ml | ¥5,700 | 346-07951 |
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マニュアル
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プロトコル 細胞を染色したい
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パンフレット 細胞増殖測定細胞染色プロトコル
参考文献
1) M. J. Lydon, K. D. Keeler and D. B. Thomas, "Vital DNA Staining and Cell Sorting by Flow Microfluorometry", J. Cell Physiol., 1980, 102(2), 175.
2) M. Sriram, van der G. A. Marel, H. L. Roelen, van J. H. Boo and A. H. Wang, "Structural Consequences of a Carcinogenic Alkylation Lesion on DNA: Effect of O6-ethylguanine on the Molecular Structure of the d(CGC[e6G]AATTCGCG)-netropsin Complex", Biochemistry, 1992, 31(47), 11823.
3) Y. Tadokoro, K. Yomogida, Y. Yagura, S. Yamada, M. Okabe and Y. Nishimune, "Characterization of Histone H2A.X Expression in Testis and Specific Labeling of Germ Cells at the Commitment Stage of Meiosis with Histone H2A.X Promoter-Enhanced Green Fluorescent Protein Transgene", Biol. Reprod., 2003, 69, 1325.
4) F. Wada, A. Ogawa, Y. Hanai, A. Nakamura, M. Maki and K. Hitomi, "Analyses of Expression and Localization of Two Mammalian-Type Transglutaminases in Physarum polycephalum, an Acellular Slime Mold", J. Biochem.(Tokyo), 2004, 136, 665.
5) M. Oka, N. Kobayashi, K. Matsumura, M. Nishio and K. Saeki, "Exogenous Cytokine-Free Differentiation of Human Pluripotent Stem Cells into Classical Brown Adipocytes", Cells., 2019, 8, (4), 373
6) T. Yamazaki, H. Suzuki, S. Yamada, K. Ohshio, M. Sugamata, T. Yamada and Y. Morita, "Lactobacillus paracasei KW3110 Suppresses Inflammatory Stress-Induced Premature Cellular Senescence of Human Retinal Pigment Epithelium Cells and Reduces Ocular Disorders in Healthy Humans”, Int J Mol Sci, 2020, 21(14), 5091
よくある質問
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Q
Hoechst 33258 ,Hoechst 33342 solutionの波長とこの2つの違いについて教えて下さい。
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A
波長は以下の通りです。
Hoechst33342 Ex:350 nm Em:461 nm
Hoechst33258 Ex:352 nm Em:461 nm基本的な使用方法は両方とも同じです。
弊社の製品は水溶液になっておりますので、
ご希望の濃度の希釈し、添加して下さい。この二つの違いですが、基本的にはAdenine-Thymidine部に特異的に結合する薬品です。
生細胞の膜も通過し、生細胞のDNAとも結合します。
膜の透過率はHoechst 33342の方が若干上です。
Hoechst33258はdsDNA selectiveのようです。
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Q
核染色剤に使用される色素の特徴、違いは何でしょうか?
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A
ここで紹介している色素は核酸との相互作用により蛍光を発するか、蛍光強度が強くなる特徴があります。
蛍光波長以外の違いとしては下記の点がございます。【EB】
塩基特異性は無く、全DNA,RNAに結合します。
生細胞の膜透過性がなく、死細胞を染色します。【PI】
EBと同様に塩基特異性はありません。インターカレーションした時の蛍光強度がEBより高いため、より広く使用される色素です。
生細胞の膜透過性がなく、死細胞を染色します。【DAPI】
2重鎖の副溝(minor groove)と結合します。アデニン-チミジンクラスターに高い結合性を持っています。
生細胞の膜透過性がなく、死細胞を染色します。【AO】
2重鎖にインターカレーションしたときと、単鎖のリン酸に結合した時では蛍光波長が異なることを利用して、2重鎖と単鎖を区別して検出できます。
生細胞の細胞膜を透過します。【Hoechst33342、33258】
DNAのアデニン-チミジン部に特異的に結合します。
生細胞の細胞膜を透過し、生細胞のDNAを染色できる色素です。
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Q
細胞染色色素の励起と蛍光の波長を教えて下さい。
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A
*AOはフローサイトメトリーなどでは488nm励起で観察されることもあります
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Q
Hoechst33342の使用方法を教えてください。
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A
一例として下記に示します。
・フローサイトメトリーによる培養株化細胞あるいは固形腫瘍の例
【試薬】
Hoechst33324 solution (1 mg/mL, 1.78 mmol/L)
【操作】
1)培養株化細胞あるいは固形腫瘍を0.25%トリプシンにて分離、浮遊細胞を用意する。
2)培養液で10 μmol/L Hoechst33342溶液とする。
3)細胞浮遊液105個あたり、10 μmol/L Hoechst33342溶液を1 mL加える。
4)37℃,60分インキュベートする。
5)この染色液をフローサイトメトリーで測定する。
励起波長:352 nm、蛍光波長:461 nm
取扱条件
性状: | 本品は、黄色液体である。 |
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含量: | 試験適合 |
保存条件: 冷蔵,遮光 |