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Lysosomal Acidic pH Detection Kit
Lysosomal Acidic pH Detection Kit
- 細胞染色用色素
- 細胞機能解析
- 細胞老化
- 蛍光色素
リソソームpH検出キット
- リソソームへの特異性が高い
- リソソームのpH変化を敏感にとらえる
- リソソーム酸性化阻害剤同梱のオールインワンキット
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製品コードL266 Lysosomal Acidic pH Detection Kit
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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1 set | ¥38,000 | 346-10021 |
<使用回数の目安> 1 tube あたり、35 mm dish 10 枚、μ-Slide 8 well 10 枚、96-well Plate 2 枚
<保存上の注意>
・長期間の保存は、-80℃以下または液体窒素中での保存が望ましい。
・本製品は冷凍(-20℃)条件下でも経時的に劣化する。
-80℃以下での保存が難しい場合は、できるだけ早く使用すること。
・凍結・解凍の繰り返しは、劣化を促すので避けること。
1 set | LysoPrime Green pHLys Red Bafilomycin A1 |
x 1 x 1 x1 |
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マニュアル
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取扱説明書 日本語
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Manual English
技術情報
二つの色素を組み合わせて正確なリソソーム機能の解析が可能
リソソームは細胞内小器官の一つで生体膜に囲まれた酸性小胞であり、 様々な分解酵素を内包しています。リソソー ムの役割は不要な物質を分解することであり、生体内恒常性の維持に寄与しています。 リソソームの機能不全は神経変性疾患等の発 症 ・ 進展に深く関与していることから、リソソームを詳細に解析することは病態の解明や治療薬の開発に非常に重要です。既存の色素を使用し機能を解析した場合、単一の色素の蛍光輝度のみで議論するため、リソソームの量が変動したのか、機能(pH)が変動したのかを判別するが困難でした。
本キットは、リソソームpHに依存的な蛍光の変動を示すpHLys Redと非依存的なLysoPrime Greenの2種類の色素を同梱しております。これらを組み合わせてリソソーム量とpHを同時解析することで、リソソーム機能の詳細な解析が可能です。さらに、リソソーム酸性化阻害剤 Bafilomycin A1を同梱しており、初めて実験される方でもネガティブコントロールが容易に取得することが可能です。
本キットでできるリソソーム機能解析概略
リソソームpH依存型色素 pHLys Redの染色メカニズム
リソソームpH非依存型色素 LysoPrime Greenの染色メカニズム
よくある質問
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Q
輸送温度と保存温度(-80℃)が異なっていたのですが性能は問題ないのでしょうか。
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A
本品は冷凍 (-20℃) で輸送されますが、輸送に想定される期間で製品性能に影響を与える劣化や分解はございません。お手元に届き次第、-80℃にて保存して下さい。
また、-80℃保存が必須となるコンポーネントLysoPrime Greenについて、保存温度の違い (25℃、4℃、 -20℃、-80℃) による染色能への影響は、小社webサイトの製品ページ (品コード: L261)のFAQに掲載しております。LysoPrime Greenを室温 (25℃) で一ヶ月間保存した場合でも、リソソームの染色性能に影響がないことを確認しています。
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Q
リソソームpHに影響を与える薬剤刺激を考えています。注意点を教えてください。
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A
LysoPrime Greenの染色は、必ず薬剤刺激前に行ってください。また、pHLys Redの染色は、必ずLysoPrime Green染色後に行ってください。
キット同梱のBafilomycin A1 (リソソーム酸性化阻害剤) を用いた刺激方法は、pHLys Red working solutionにBafilomycin A1を添加し染色と刺激を同時に行うか、pHLys Red working solutionで染色後にBafilomycin A1で刺激を行ってください。
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Q
血清含有培地で染色できますか。
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A
LysoPrime Greenは血清の影響を受けるため染色できません。必ずHBSSや無血清培地等の血清を含まない溶液でworking solutionを作成してください。
pHLys Redは染色可能です。培地以外でしたらHBSSやPBSをご使用いただけます。
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Q
落射型顕微鏡でも観察できますか?
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A
落射型顕微鏡でも観察は可能ですが、細胞によっては、確認が困難な場合があります。
その際は、共焦点顕微鏡で観察されることをお勧めします。
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Q
染色条件を検討する場合、LysoPrime GreenおよびpHLys Redはどれくらいの濃度で使用すればよいですか?
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A
染色条件を最適化される場合は以下をご参考ください。
・LysoPrime Green
<蛍光強度が弱い場合>
1,000~2,000倍希釈の間でご検討ください。
<非特異吸着がみられる場合>
2,000~4,000倍希釈の間でご検討ください。
・pHLys Red
<蛍光強度が弱い場合>
250~500倍希釈の間でご検討ください。
取扱条件
保存条件: 冷凍(-80℃) , 取扱条件: 吸湿注意 | |
危険・有害 シンボルマーク |
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関連製品
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