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Dithiobis(succinimidyl hexanoate)
Dithiobis(succinimidyl hexanoate)
- 二価性試薬
- 機能性有機材料
架橋剤
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製品コードD539 Dithiobis(succinimidyl hexanoate)
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CAS番号1083285-37-3
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化学名Dithiobis(succinimidyl hexanoate)
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分子式・分子量C20H28N2O8S2=488.58
容 量 | メーカー希望 小売価格 |
富士フイルム 和光純薬 |
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10 mg | ¥18,300 | 347-08601 |
- ご購入方法
- お問い合わせ
マニュアル
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プロトコル 自己組織化単分子膜(SAMs)をつくりたい
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パンフレット 自己組織化単分子膜作製用試薬
技術情報
注意事項
・本製品を粉末の状態で取り出し使用する場合、性状の性質上、静電気等の要因で容器内に付着し、取り出しにくい場合があります。
・容器内に付着し、取り出せなかった粉末に関しては、使用する溶媒を容器に入れ、溶かし出して使用してください。
参考文献
1) P. Wager, F. Zaugg, P. Kernen, M. Hegner and G. Semenza, "ω-functionalized self-assembled monolayers chemisorbed on ultraflat Au(111) surfaces for biological scanning probe microscopy in aqueous buffers", J. Vac. Sci. Technol. B, 1996, 14(2), 1466.
よくある質問
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Q
SAMsとはどのようなものですか?
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A
固体表面に種々の分子が自発的に高密度・高配向な分子膜を形成することを自己組織化(Self-assemble:SA)といい、形成された単分子膜を自己組織化単分子膜(Self-Assembled Monolayers:SAMs)といいます。
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Q
SAMsを形成するための基板の浸漬条件を教えてください。 (溶媒・溶液安定性・濃度・浸漬時間など)
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A
溶媒や濃度、および浸漬時間に制限はありませんが、条件により膜の配向や密度に影響を与えます。目的に応じて調整、検討を行ってください。
下記にこれまで報告されている浸漬条件の一例を示します。(1)溶媒
チオール類が溶解し、それらと化学反応しないものが使用可能です。エタノールを使用した報告例が比較的多くみられます。
必要に応じて蒸留したものや、溶液中の溶存酸素を除去するために不活性ガス(窒素ガスまたはアルゴンガス)でバブリングしたものを使用します。
また、末端NHSエステル型などは、アルコール類やアミン類およびチオール類と反応する恐れがあり、溶媒中の水で分解する恐れもありますので、脱水した溶媒を使用するなど、試薬によっては使用時に注意が必要な場合があります。(2)溶液安定性
溶媒中の溶存酸素によるチオールからジスルフィドへの酸化や水分による分解が考えられるため、溶液の用時調整をお勧めします。
チオール溶液保存中に生成する副生成物は主にジスルフィドです。(3)濃度
数μ~数10 μmol/Lで一般的に行われています。(4)浸漬時間
数10分~数時間。
濃度にもよりますが、チオール類の吸着は比較的短時間でもかなり飽和吸着に近い形で吸着しますが、その後ゆっくりと時間をかけて配向性が高くなると言われています。
取扱条件
性状: | 本品は、白色粉末である。 |
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純度(HPLC): | 99.0% 以上 |
NMRスペクトル: | 試験適合 |
保存条件: 冷蔵 , 取扱条件: 窒素置換,吸湿注意 |